公共工事PCa活用を要請、河川・国道で導入に遅れ 日建連

日本建設業連合会(日建連、会長=宮本洋一氏)は18日、今年度の国土交通省各地方整備局及び北海道開発局との「公共工事の諸課題に関する意見交換会」で配布した提案テーマと参考資料を公表した。意見交換を行ったテーマは、▽公共工事の生産性向上▽処遇改善等を通じた担い手の確保▽国土強靭化5か年加速化対策の対応と品確法の的確な運用―の3項目。このうち公共工事の生産性向上では、施工の効率化に向けてプレキャスト工法の活用推進を要請。プレキャスト工法は工程短縮、省人化の効果が高く、建設現場の生産性向上に大きく寄与するが、公共工事への導入が進んでおらずブレイクスルーが必要と指摘した。

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