防災テック市場に参入 會澤高圧コンクリート 

 

會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市、社長=會澤祥弘氏)は6月21日、ドローンと地球観測衛星のデータが連携して津波や河川氾濫から身を守る適切な情報を提供する精密避難支援システム「ザ・ガーディアン(The Guardian)」を開発して防災テック市場に本格参入すると発表した。ザ・ガーディアンは、同社が開発したエンジンドローンAZ―500(鷹の目)と地球観測衛星システム(星の目)をパッケージにした避難支援システム。開発には、JAXAの衛星データ処理を担うリモートセンシング技術センターをはじめ、ひとのデジタルクローン技術で世界をリードするオルツ、ゲーム開発のハニカムラボなど複数のエキスパートなどが異分野から参画しており、今後数十年以内に確実に起きるとされる南海トラフ地震をはじめとする巨大地震による大津波や、激甚化・広域化する豪雨災害に対する備えとして、自治体向けに構築する住民のスマホを対象に情報を提供する。

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