合成炭カル社会実装へ、日コンとMOU締結 出光興産 

出光興産(本社、東京都千代田区大手町、社長=木藤俊一氏)は15日、日本コンクリート工業(日コン、本社、東京都港区芝浦、社長=塚本博氏)とコンクリート廃棄物を利用した合成炭酸カルシウム(合成炭カル)の製造・販売事業で協力することについて基本合意したと発表した。ボイラー排ガス中のCO2と、コンクリート廃棄物に含まれるカルシウムを反応させて合成炭カルを製造し、アスファルトフィラー(微粉末充填材)として道路舗装などへCO2を固定化。カーボンリサイクルと廃棄物の有効活用に貢献する。

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