カナダのセメント工場でCO2回収 三菱重工業
三菱重工業(本社、東京都千代田区丸の内、社長=泉澤清次氏)は8月17日、世界大手セメントメーカーのハイデルベルク・マテリアルズがカナダ・アルバータ州エドモントンに保有するセメントプラントに小型のCO2回収装置「コンパクト(CO2MPACT)」を納入し、同装置を活用したCO2回収実証試験を本格的に開始したと発表した。実証試験では関西電力と共同開発した独自のCO2回収技術「KMCDRプロセス」や吸収液「KS‐21」を使い、異なる排ガス性状や多岐にわたるプラント運転モードに対する各種検証を実施する他、独自の遠隔監視システムを活用した遠隔支援サービスも提供する。
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