CO2排出50%以上削減 Necoコンクリート開発 日本興業 

日本興業(本社、香川県さぬき市、社長=多田綾夫氏)は5月21日、低炭素型コンクリート「Necoコンクリート」を開発し、製造・販売を開始したと発表した。

Necoコンクリートは、ニッコー(Nikko)+エコ(eco)の略称。コンクリート原材料のセメントを高炉スラグ微粉末やフライアッシュなどの産業副産物で55%置換した。CO2排出量を50%以上削減することができ、セメント置換率に応じてさらなるCO2排出量の削減も可能。CO2排出量の削減のみならず、産業副産物をセメントに代替利用することで、省資源化やリサイクルにも貢献する。様々なコンクリート製品への適用が可能で、一般的なコンクリートと同等の強度・施工性を維持しながら、 CO2排出量低減を通じて脱炭素社会の実現に貢献する。

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