ESCONビーム、土木学会の技術評価を取得 エスイー
エスイー(本社、東京都新宿区、社長=宮原一郎氏)が開発したESCONビームが、土木学会の技術評価証を取得した。土木学会の評価技術は29件となった。ESCONビームは、超高強度・高耐久の合成繊維補強コンクリート「ESCON」と補強鉄筋を組合せたRC桁部材。橋梁架け替え事業などでは、桁下制限により低桁高橋へのニーズが増えている。特に近年は現場の生産性向上の観点から低桁高・軽量な部材が求められていることを踏まえ、桁高支間比1/10~1/25程度で高耐久な桁橋の提供を目指して開発した。ESCONは150N/㎟の圧縮強度特性を有し、従来のRC桁と比較して桁断面の削減と軽量化が可能。また、ESCONに配合した合成繊維の効果により、曲げひび割れ幅を耐久性上問題ない範囲に抑え、ESCON自体の緻密さと合わせて高い耐久性が期待できる。
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