C3DPとコンクリ打設ロボットでPCa部材を自動製造  大林組  

大林組(本社、東京都港区港南、社長=蓮輪賢治氏)は7月12日、建築用3Dプリンターとコンクリート打設ロボットを使い、コンクリート構造物を自動施工するシステムを開発したと発表した。3Dプリンターでプレキャストコンクリート(PCa)部材の外殻と内殻をプリントして鉄筋かごを設置した後、コンクリートの打設経路をプログラムしたアームロボットがコンクリートを打設する。従来手法で製造したプレキャストコンクリートと同等の強度を有しており、日本ヒューム(東京都)と同技術を適用して、建物の基礎に使用する円筒形ブロックの製造を行い、システムの有効性を確認した。

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