スペーサにRFIDタグ 未来樹脂と共同開発 三井住友建設
三井住友建設(本社、東京都中央区佃島、社長=近藤重敏氏)は6日、RFIDタグと一体化した鉄筋コンクリート製品用スペーサを開発したと発表した。未来樹脂(東京都)との共同開発で、RFID機能を付加したスペーサの開発は日本初。プレキャストコンクリート(PCa)部材のトレーサビリティを実現する 通常の有筋コンクリート製品用スペーサと同様に使用可能で、RFIDタグの構造を簡素化して導入しやすい低価格を実現した。RFIDは交信距離が長いUHF帯域のタグを使用、コンクリートの特性に合わせてチューニングすることで2m程度離れていても交信できる。RFIDにより固有番号が割り当てられるので、製品の個別管理が可能。各データは基幹システムに送られ一括管理が可能。製造・在庫・出荷の現場で製造データの即時収集と誤配送などのミス削減に寄与する。
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