カーボンネガ仕様のバイオ炭混和コンクリート実施工 清水建設
清水建設(本社、東京都中央区京橋、社長=井上和幸氏)は1月31日、環境配慮型コンクリート「SUMICS-C」のカーボンネガティブ仕様を初めて現場適用したと発表した。 SUMICS-Cは、木質バイオマスを炭化した「バイオ炭」を混入して、コンクリート構造物に炭素を貯留する環境配慮型コンクリート。「グッドマンビジネスパーク ステージ6ビルディング2新築工事」(千葉県印西市)で、510㎥のレベルコンクリート打設に適用。1㎏あたり2.3㎏のCO2を固定化したバイオ炭を60㎏/㎥混和した配合を採用し、バイオ炭を利用しない設計時の配合と比べて111%のCO2排出削減を実現した。
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