PCa部材組立シミュレーターを開発 安藤ハザマ  

安藤ハザマは6月12日、PCa部材の組み立てシミュレーターを開発した。接合済PCa部材の施工誤差と製作誤差を反映した既製品の出来形、さらに設置時の誤差を考慮して組み立て後の構造物の出来形をシミュレーションすることができる。開発したシミュレーターは、オートキャドのプラグイン(拡張機能)を使い、複数の3Dモデルを組み立てるもの。シミュレーター上で、接合する部材同士が一致するはずの点を複数指定すると、指定した点同士の差の総和が最小になるような配分で、部材形状を変えることなく配置することができる。3Dモデルにより、誤差を含んだ組み立て後の形状を視覚的に確認することができる。オートキャドプラグインなので、3Dモデルにも点群データにも適用が可能。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。