IGCCスラグ活用、環境配慮コンクリート開発 大成建設
大成建設(本社、東京都新宿区、社長=相川善郎氏)と東京電力パワーグリッド(本社、東京都千代田区、社長=金子禎則市)は1月20日、千葉県印西市内の変電所新設に伴うトンネル工事に石炭ガス化スラグ細骨材を用いた環境配慮コンクリートを国内で初めて適用したと発表した。大成建設が開発した環境配慮コンクリート(T-℮Concrete/セメント・ゼロ型)に、細骨材として石炭ガス化スラグ細骨材を利用したもので、石炭ガス化複合発電(IGCC、福島県)で副産するスラグを使用。新技術は、同社が設計・施工する発電所の洞道(発電所から変電所まで電気を送るケーブルを通すトンネル型設備)の新設工事に、プレキャストインバートの一部として適用した。
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