RC構造物にCO2吸収、DACコートを試験施工 清水建設・北大
清水建設(本社、東京都中央区、社長=新村達也氏)は、北海道大学と共同で研究開発を進めている既設コンクリートへのCO2固定化技術「DACコート」について、実建物で初の試験施工を開始した。施工対象は品川区第三庁舎(東京都品川区広町)のコンクリート外壁延べ55㎡で、大気中のCO2を吸収・固定する性能の検証を進める。同技術は、供用段階にある既設構造物をCO2吸収体として活用するもの。CO2吸収性能の高いアミン化合物をコンクリート表層に含浸させて、従来の自然炭酸化と比べ2倍以上のCO2をコンクリート内部に固定する。アミン化合物は防食性能も有しているため、中性化に伴う鉄筋腐食を抑制し、鉄筋コンクリート構造物の長寿命化にも寄与する。試験施工では、塗布後のCO2固定量の経時変化を約3年間にわたりモニタリングする予定。
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