高炉C種販売開始、CO2排出を65%削減 太平洋セメント 

太平洋セメント(本社、東京都文京区、社長=田浦良文氏)は13日、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、低炭素型混合セメント「高炉セメントC種」の販売を、9月から開始すると発表した。高炉セメントC種を使用した場合のCO2削減率は、ポルトランドセメント比で約65%、高炉セメントB種比で約40%となる。製造・出荷拠点は、日鉄スラグ製品株君津工場(千葉県君津市)とデイ・シイ 川崎工場(神奈川県川崎市)で、販売対象は首都圏と関東エリア。同社では、それ以外のエリアへの供給・販売についても検討するとしている。

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