無電柱化で方針案 既存側溝の活用も検討 国土交通省 

国土交通省は12日、無電柱化推進のあり方検討委員会を開催し、新設電柱の抑制に向けた対応方針案を提示した。 技術面では、管路の浅層埋設や小型ボックス活用埋設など低コスト化工法の導入が一部にとどまっていることを踏まえ、一般送配電事業者から利用形態に応じた低コスト手法をメニュー形式で提案。特に小型ボックスについて引き続き導入の拡大を図るとした。また既存の道路側溝を活用した電線類の地中化も検討する。既存道路の歩道整備で、新たに道路側溝を整備する際に、沿道の店舗や民家などへの引き込みが不要な区間では、既存の道路側溝を電線類の収容空間として活用。新たに管路等を整備する区間を減らして、コスト低減や工期短縮につなげる。

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