国土交通省は７日、地方自治体がBRT(バス高速輸送システム)導入を検討する際の知見やノウハウ、留意点を取りまとめた「道路空間を活用した地域公共交通(BRT)等の導入に関するガイドライン」を策定し公表した。既存の導入事例などを参考に、BRT導入のプロセス、国内BRT導入事例と特徴、主な支援制度などの章立てで、BRTに関する知見やノウハウ、留意点を取りまとめた。

このうちＢＲＴ導入のプロセスでは停留所を歩道上に設置する場合、バスが停留所との隙間を空けず停車できるよう、正着性に配慮することが望ましいとした上で、新潟市内のバスベイ（歩道側に切れ込みを入れて、交通の流れから外れて停車できる乗降場）に「バリアレス縁石」を導入した事例を紹介した。

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