「設計当初からPCa化を」関東地整などと意見交換 日建連
日本建設業連合会(日建連、会長=宮本洋一氏)と国土交通省関東地方整備局および管内都道府県公共発注機関による2022年度「公共工事の諸課題に関する意見交換会」が16日、関東地方整備局内の大会議室で開催された。対面形式による開催は3年ぶりで、受発注者双方の立場から公共工事の諸課題について意見交換が行われた。生産性向上では、プレキャスト工法について工程短縮や省人化、安全化の効果が高く、建設現場の生産性向上に大きく寄与するとして、北陸地整と近畿地整で検討している当初設計からプレキャスト工法を採用する評価指標やマニュアルを全ての地方整備局等で導入するよう求めた他、施工途中で発注者が工程短縮を求める場合には、プレキャスト工法の採用が不可欠になることから、プレキャスト工法への変更協議が円滑に進むよう予め当初契約時に明記するよう訴えた。
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