No.62

今月、世界最新、最高の薬剤を輸入、在庫しました。ご活用下さい。粗面を作る目的のものです。皆さんが使用していたものより、いろいろの点で良くなりました。以下、説明します。

  1. 次の7種類の深さの粗面が、0.1㎜の精度で出来上がります。①0.3㎜ ②0.5㎜ ③1.0㎜ ④1.5㎜ ⑤3.0㎜ ⑥4.0㎜ ⑦7.0㎜
  2. 供用済の長年月使用しているコンクリート表面の汚れを落とすには、①の0.3㎜用が適しています。素晴らしいコンクリート面になります。コンクリート面に直接塗り、洗い流します。勿論、新しい製品を粗面にするのにも使用できます。
  3. ①だけは、出来上がったコンクリート面に使用しますが、他は全て打設前に型枠に塗布するか、打設後、仕上げ面にスプレーするかです。二つの異なる使用方法に同一の薬剤が使用出来ます。素晴らしい、キッチリ揃った仕上がりが、洗うと出来上がります。
  4. 打設面に使用する場合、現在販売されているものは全て打設後、コンクリート面に水が浮いてきて、それが引くのを待って直ぐにスプレーする必要がありました。最新型のこの薬剤は、打設して、すぐスプレーしても大丈夫です。そのコンクリートが硬化後、ずっと放置しても、こちらの都合に合わせて洗えます。綺麗に同一の深さが出来上がります。
  5. コンクリート製品をジョイントする場合の粗面は、研究が進んで必要な深さが明快になりました。深さ4㎜です。この決定に至るまでのニーズの変化は、次の通りです。第一段階は、とにかく粗面にすればOK。第二段階は、塗布量に比例して深さがいろいろ変わってしまうものは使えない。多く塗っても一定の深さが出来ること。常に必要量以上塗布することが出来る。第三段階は、深さ3㎜未満は落第で、3㎜以上が保証出来ること。ジョイント力を確保する。第四段階は、同一の薬剤で夏場に、0.5㎜位浅くなること。
  6. そして最終決定した現行方式は、「深さ4㎜を誤差0.1㎜でキチンと作る薬剤を使用すること」です。この条件が満足できる薬剤は、CSE-L130のみです。原田が在庫して用意した理由は、ここにあります。

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