9分割大型2連ボックス 淀川左岸線整備に納入 共和コンクリート 

共和コンクリート工業(本社、札幌市北区、社長=北村匡氏)は、大阪市が進める淀川左岸線(2期)整備事業に大型9分割の2連PCaボックスバルバートを納入した。受注構造の変革に向けて、PCa化や大型有筋製品への取り組みを強化している同社にとって、初の大型PCaボックス案件となった。納入したのは9分割の大型PCaボックスカルバートで、内空断面はB9.37×H6.9m(2連)。製品重量は110トン/函で、1部材の最大重量は20.3トン。運搬可能な最大重量で、施工現場が海に近いことから、部材は超高耐久コンクリート「ハレーサルト仕様」となり、ランデス倉敷工場(岡山県)とケイコン京都工場(京都府)で製造した。

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