DACで再生炭酸カルシウム 延岡市などと実証連携協定 ヤマウ
ヤマウ(本社、福岡市早良区、社長=有田徹也氏)は1月22日、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、延岡市(宮崎県)、石灰リサイクル技術を応用した化学製品を製造販売するベンチャー企業のタケ・サイト(本社、静岡市、社長=武田雅成氏)と大気中のCO2を直接捕集するDAC技術を活用した再生炭酸カルシウムの実証実験について連携協定を締結した。再生炭酸カルシウムをコンクリート製品の材料に展開することを目的に、脱炭素社会の実現に向けて連携を進める。今後3者は、DAC技術を使って産業廃棄物のコンクリートスラッジを再生炭酸カルシウムに加工。生成した再生炭酸カルシウムが、カーボンネガティブなコンクリートの材料や、多種多様な用途で使用されている工業用炭酸カルシウムの代替品として利用できるよう技術開発を進める。
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