自己治癒スマート側溝、奈良県で初実績200m 草竹コンクリート
草竹コンクリート工業(本社、奈良市南京終町、社長=草竹晃司氏)は、自己治癒コンクリート材料「バジリスクHA」を配合した側溝を、奈良市が中心市街地で建設を進めている「六条奈良阪線」のうちの東西工区に納入した。奈良県内でバジリスクを配合したコンクリート製品が採用となったのは、今回が初めて。同社が納入したのは、オリジナル製品の「スマート側溝Ⅱ」。生活道路と沿道の拡幅整備に伴い、▽スマート側溝Ⅱ30(2m)▽同(1m)▽同(乗入)▽同桝が200mにわたり採用となった。
スマート側溝Ⅱは、自転車通行帯の整備に最適なエプロン幅が狭い縁石着脱式の円形断面水路。エプロン幅を140㎜に抑えており、限られた幅員内でも自転車の通行スペースを確保することができる。またエプロン表面は、突起群を設けた安全仕様としている。
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