地域事情踏まえた低炭素コンを土木学会で報告 ミルコン
ミルコン(本社、福井県福井市長本町、社長=星田典行氏)は、今年9月に熊本大学で開催された土木学会全国大会の学術講演会で、「高炉セメントおよびフライアッシュを使用した3成分系コンクリートのプレキャストコンクリート製品への適用」と題して、地域の材料事情を踏まえた低炭素型コンクリートの可能性について報告した。発表者は蟹瀬巌氏。北陸地方では高炉スラグ微粉末の入手が難しいという地域的な制約がある。論文発表では、高炉セメントとフライアッシュ、石灰石微粉末を組み合わせることで、普通ポルトランドセメント使用量を大幅に削減しながら、プレキャスト製品として必要な品質が十分に確保できることを示した。
週刊ブロック通信の購読申し込み
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。


