日本興業（社長＝多田綾夫氏）は６日、奈良女子大学(根本哲夫教授他)および大林道路(東京都)と共同で、土系ブロック「つちみちペイブ(特許出願中)」を開発し販売を開始したと発表した。セメントを使用しないため、通常のブロックと比較してCO2排出量を約44%抑制することができる。日本で親しまれてきた三和土(たたき)のもつ優れた特性と、同社がこれまで培ってきたインターロッキングブロックの製造技術の結合により誕生した土系ブロックで、独自の配合・成型技術により従来のインターロッキングブロックと同等の強度と品質を実現。廃棄時も産業廃棄物が発生せず、そのまま土壌へ還元できる。

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