水で膨らむ土のうを開発 ダイクレ
ダイクレ(本社、広島県呉市築地町、社長=山本貴氏)は、水で膨らむ土のう「アクアディフェンサーウォーターバッグ」を開発し販売を開始した。土の代わりに水で膨らむ繊維を入れた土嚢で、置くだけで簡単に浸水を防ぐことができる。大雨や台風などの浸水対策では土のうを使用するのが一般的だが、土が入っているため重く設置時だけでなく製造面でも負担が大きいなど取扱い面で課題があった。 新たに開発したアクアディフェンサーウォーターバッグは、PECメッシュコートのアウターに、水膨張繊維「ベルオアシス」を詰めた吸水土嚢。重量はわずか550グラムと軽量で、持ち運びがしやすくコンパクトに保管できる。大雨などで浸水が懸念される時に、建物などの入り口に設置すると、水を瞬時に吸収しながら浸水を防ぐ。
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