建設投資の中長期予測 成長に人材確保不可欠 建設経済研  

建設経済研究所は3月29日、2035年度までの建設投資額(実質値)の中長期予測を公表した。02年以降の平均的なペースで向上するとした「ベースラインケース」による予測では、25年に58.5兆円まで低下した後、30年に62.9兆円、35年に67.6兆円と緩やかに増加していくと予測した。ただし、全産業に占める建設就業者の割合を現状の7.3%で維持し続けることが絶対条件。就業者が減少して潜在的な建設需要に応えることできなければ、建設投資額は25年に57.0兆円、30年に 56.1兆円、35年に55.1兆円と横ばいから微減へ転じていくと予測した。

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