雨水貯留槽をPCaで改修 昭和コンクリート工業
昭和コンクリート工業(本社、岐阜県岐阜市香蘭、社長=村瀬大一郎氏)は、東京都内の雨水地下貯留槽改修工事でSBC工法を適用してプレキャスト調整池を施工した。当該工事は、既存の雨水地下貯留槽を改修するもので、工期は3か月。調整池の大きさはH2,500×W8,000(4,000×2連)×L3,000㎜で容量は363㎥。地上部が公共施設として供用されているため、利用者の利便性を損なわないよう配慮する必要があり、急速施工が可能で耐久性や品質に優れたプレキャスト工法が採用となった。使用した部材は側壁ブロックH2,950×L1,995㎜(重量5.8トン)30基、中間壁ブロックH2,950×L1,995㎜(重量5.2~6.4トン)15基、頂版スラブW3,960×L1,995㎜(重量5.5トン)30基。内空断面が大型のため、1函体を5部材で構成する分割構造を採用。底板と端壁は現場打ちコンクリートとした。
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