増収営業増益2社、ヤマウHD過去最高益 22年3月決算
上場コンクリート製品メーカー12社の2022年3月期連結決算が出揃った(旭コンクリート工業、イトーヨーギョーは単体、スパンクリートコーポレーションは今期から連結)。今期から新会計基準(収益認識会計基準)を導入しており、前期との単純比較で増収営業増益となったのはジオスターと三谷セキサンの2社。前期から2社減り、前四半期からは1社増えた。上半期はコロナ禍による発注遅れや工事延期、下半期は資材価格の急騰が業績に影響した。増収となったのはジオスター、アジアパイルHD、三谷セキサンの3社(前期5社)。営業増益はジオスター、ベルテクスコーポレーション、三谷セキサン、ヤマウHDの4社(前期5社)。当期純利益はスパンクリートコーポレーションを除く11社が確保。イトーヨーギョー、ジオスター、ベルテクスコーポレーション、日本ヒューム、ヤマウHDの5社が増益(前期9社)となり、ヤマウHDは傘下のヤマウをはじめグループ各社がシナジー効果を発揮して過去最高益を記録した。
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