低炭素PCaを試行、セメント置換55%以上 近畿地整
近畿地方整備局は1日、建設現場の脱炭素化に向けて「モデル工事「低炭素型コンクリートブロック活用工事」を実施すると発表した。脱炭素化に向けた重点プロジェクトのひとつ「インフラのライフサイクル全体でのカーボンニュートラル、循環型社会の実現」の一環で、土木用コンクリートブロックなどに高炉スラグ微粉末を用いた低炭素型コンクリートのモデル工事を実施し、セメント業界などと連携して調達上の課題などを検証する。対象とする構造物は護岸ブロックや連接ブロック、歩車道境界ブロックなどの無筋プレキャストコンクリートで、ポルトランドセメントの置換率を55%以上に設定する。
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