新東名川西工事に角丸カルバート 清水建設  

清水建設(社長=井上和幸氏)は、新東名高速道路川西工事(NEXCO中日本発注)で、高速道路を横断する凾渠の構築に「角丸カルバート」を適用した。角丸カルバートは、隅角部の形状を円弧状にしたボックスカルバートで、千葉窯業(千葉県)と共同開発した。隅角部に局所的に作用する負荷を30%低減し、従来のボックスカルバートに比べ、鉄筋量とコンクリート量を大幅に削減できる。 川西工事では、角丸カルバートで全長98mの凾渠を構築。従来のボックスカルバートでPCa部材を設計した場合に比べ、鉄筋量を40%、コンクリート量を10%削減。PCaの製作費を15%超削減し、施工期間も2ヵ月短縮した。

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