ファイングレートがグッドデザイン賞 オカグレート  

オカグレート(本社、三重県木曽岬町大字白鷺、社長=岡島伸幸氏)が開発したグレーチングの新製品「ファイングレート」が2024年度グッドデザイン賞(主催・日本産業デザイン振興会)を受賞した。同社の受賞は17年度の「セーフティーウォーカー」、21年度の「ネオスリット」、22年度の「セーフティウォーカー グリップデザイン」に続き4回目。

ファイングレートは、一枚の平板から切り出したステンレス製グレーチング。材料パーツの組み込み方を工夫し、曲げ加工で必ず発生する曲げしろのアール部分との接点部分について、切り板を単に直角に切断するのではなく、アール部分にきれいに収まるような加工を施した。また溶接は裏側で行い、溶接箇所が極力見えない構造とした。アングル鍔部分が緩やかなアール形状となり、従来品に比べ側溝内部への導水性能や耐久性が向上。ステンレス鋼の審美性を損なわない美しいフォルムも同時に実現した。

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