成瀬ダム堤体にECMコン適用 鹿島建設
鹿島建設(本社、東京都港区元赤坂、社長=天野裕正氏)は3日、低炭素型コンクリート「ECMコンクリート」を、成瀬ダム堤体打設工事現場(秋田県東成瀬村)に本格導入したと発表した。ECMコンクリートの大規模なダム堤体への導入は国内初。ECMコンクリート1526㎥を、ダムコンクリートと基礎岩盤を補強する造成岩盤コンクリートの一部に導入し、CO2排出量を73トン削減した。ダムコンクリートにとECMコンクリートを比較した結果、強度特性に優れるだけなく、堤体内のコンクリートのピーク温度もダムコンクリートと同程度で、ECMコンクリートがダムコンクリートと同等の高品質を確保できることを確認した。
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