T-eコンで中央分離帯 現場打ちに初めて適用 大成建設 

大成建設(本社、東京都新宿区、社長=相川善郎氏)は、独自に開発したCO2吸収型コンクリート「T-℮Concrete/Carbon‐Recycle(以下、T‐℮カーボンリサイクル)」を、現場打ちコンクリートにより中央分離帯の構築に適用した。同コンクリートを道路構造物の場所打ちコンクリートに適用するのは今回が初めて。 施工は昨年7月、外気温が30℃を超える暑中条件下で実施。移動式コンクリート製造プラントを使用し、施工現場で製造したT‐℮カーボンリサイクルを、阪神高速道路14号松原線(喜連瓜破~三宅間)の中央分離帯の一部として延長約10mにわたり5.2㎥を打設。普通コンクリートに比べ、1㎥あたり20㎏多い294㎏のCO2削減を実現し、従来と同様の手順で場所打ち施工できることを確認した。

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