ペロブス×法面ブロック 太陽光の実証始まる 丸栄コンなど
丸栄コンクリート工業(本社、岐阜県羽島市、社長=棚橋肇氏)は7日、愛知県幸田町で整備中の菱池遊水地で、ペロブスカイト型太陽電池を用いた「法面ブロック型太陽光発電システム」の実証実験を開始したと発表した。愛知県が推進する「矢作川・豊川カーボンニュートラルプロジェクト」の一環として、菱池遊水地をフィールドに、太陽光発電設備を堤防法面へ設置・運用する技術を検証するもので、堤防法面の一部にペロブスカイト型太陽電池を組み込んだ「法面太陽光発電ブロック」を敷設し、構造の健全性や維持管理の容易さを保ったまま、太陽光ブロックの発電機能や設置・解体性、防草効果、排水機能への影響、感電リスクなどを網羅的に確認し、ブロックの改良や標準仕様化を検討する。
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