土と3Dプリンター、100㎡の住宅完成 Lib Work 

Lib Work(本社、熊本県山鹿市、社長=瀬口力氏)は7月22日、土を主原料に建設用3Dプリンターを使った住宅「Lib Earth House model B(リブ・アースハウス)」が熊本県山鹿市に完成したと発表した。同社は、持続可能で再現性の高い住宅供給を図るため、3Dプリンター技術と自然素材の組み合わせた住宅に着目。第一作となる「model A」の実証・検証を経て、セメントを使用せずに旧モデルに比べて強度を約5倍に高め、製造プロセスのCO2負荷を大幅に低減した「model B」を開発した。住宅は平屋建、延床面積約100㎡。壁材料に土や砂を約65%使い、消石灰や自然繊維を配合してプリント。RC造に比べて、製造時のCO2排出量を約50%削減した。同社によると、土を主原料とした100㎡級の3Dプリンター住宅は日本初。

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