モンゴルで浸水対策、経産省補助事業採択 北海道ポラコン

北海道ポラコン(本社、北海道札幌市、社長=中島康成氏)が取り組む「モンゴル国/雨水による浸水被害軽減のためのポーラスコンクリート製品導入に係る実証事業」が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択された。モンゴルでは、急速な都市化により人口が集中する一方で、排水施設の整備が追いついていない。北海道ポラコンは、寒冷地で培った防災技術を活かし、透水性に優れたポーラスコンクリート製品による雨水流出抑制施設を現地に導入する。雨水を地下に浸透・貯留させることで都市型洪水を軽減し、あわせてIoTセンサーと遠隔監視システムを組み合わせ、広大で人口密度の低い同国における効率的な管理体制を構築する。 現地法人Ungulungshaと連携し、建設業者や監視機器メーカーとの協働で事業を進める。

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