3DCP埋設型枠普及へ 初の技術指針発刊 土木学会   

土木学会コンクリート委員会の建設用3Dプリンタによる埋設型枠設計・施工に関する研究小委員会(委員長=石田哲也・東京大学大学院教授)は、国内初となる「建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術指針(案)」を発刊した。同研究小委員会は2023年9月から25年2月まで、約1年半にわたり議論を重ね、その成果を指針としてまとめた。3Dプリント埋設型枠の品質水準を確保し、その普及を一段と後押しする役割を担うもので、建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術や事例を分かりやすく解説した。実務的な論点を列挙した点に、この指針の実用性重視の姿勢が表れている。

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