増収営業増益7社、パイル4社業績明暗分ける 第1四半期
上場コンクリート製品メーカー11社の2026年3月期第1四半期の連結決算が出揃った(旭コンクリート工業、イトーヨーギョーは単体)。増収営業増益となったのはイトーヨーギョー、アジアパイルHD、ベルテクスコーポレーション、日本興業、三谷セキサン、ヤマウHD、ヤマックスの7社で前年同期から1社増えた。直近の2025年3月期決算で増収増益だった8社からは1社減った。 土木系企業はベルテクスコーポレーションやヤマックスの好業績が光る。パイルメーカー4社は三谷セキサンが好調を維持し、アジアパイルHDも国内外での需要回復を背景に復調を果たす一方、日本ヒュームが減収減益となり、日本コンクリート工業は営業赤字を計上するなど明暗を分けた。
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