グラデーションベンチ、3DP使い3時間で造形 清水建設

清水建設(本社、東京都中央区京橋、社長=井上和幸氏)は9月21日、3Dプリンティングでグラデーションカラーのコンクリートベンチを造形する技術を確立したと発表した。3Dプリンティング用に自社開発した繊維補強モルタル「ラクツム」を利用した技術で、プリント材料には、ラクツムに顔料を混練した「カラーラクツム」を使用した。ロボットアーム型の3Dプリンターに色調の異なるカラーラクツムを順次投入し、波面をモチーフにデザインした自由曲面形状の背もたれ付きベンチを、約3時間で一括プリントした。

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