PCハイブリッドタワーで風力タワー事業参入 會澤高圧
會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市若草町、社長=會澤祥弘氏)は9月28日、風力発電効率を4倍強に高めるPCハイブリッド風力タワー工法「VT」を、海外の大手風力発電機器メーカーとの技術協力で開発したと発表した。VTはラテン語の「Ventus Turris(風の塔)」から命名。陸上風力発電タワーで主流との高さ80m級の鋼製タワーを、プレストレストコンクリート製として120m級まで嵩上げして、発電効率の大幅な向上を実現した。4月から世界三大認証機関のひとつ、DNV GL(本部ノルウェー・オスロ)と設計認証に必要な構造解析を開始しており、早ければ2022年春にも市場投入する考えだ。
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