埼玉工場で廃熱発電設備が稼動 太平洋セメント

太平洋セメント(本社、東京都文京区、社長=不死原正文氏)は10月31日、埼玉工場(埼玉県日高市)で整備を進めていたセメント製造工程で発生する廃熱を活用した発電設備が、24日から稼働を開始したと発表した。発電出力は7.85kW。年間発電電力量は約5万3000MWhで、年間約2万3000トンのCO2排出削減を見込んでいる。同社では、セメントの製造工程の特徴を活用した廃熱発電設備の導入を進めており、今回の埼玉工場への導入で全工場への設置が完了した。全工場の総消費電力量に対する廃熱発電量の割合は19.7%(2021年度比3.0ポイント増)となる見込み。

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