CO2ネガティブ実現、クーコスイコム初適用 鹿島建設
鹿島建設(本社、東京都港区元赤坂、社長=天野裕正氏)は16日、製造過程のCO2排出量が実質ゼロ以下となるカーボンネガティブコンクリートを用いた「CUCO-SUICOM型枠」(クーコスイコム型枠)を建設現場に初適用したと発表した。同社とデンカ、竹中工務店が幹事会社を務めるコンソーシアム「CUCO」が、NEDOのグリーンイノベーション基金事業「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」で取組む技術開発の初弾となる成果。埋設型枠としてトンネル工事現場に初適用し、CO2削減量が排出量を上回ったことを確認した。
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