3DPに一般材料適用 配管基礎の埋設型枠造形 日揮

日揮ホールディングス(本社、横浜市西区みなとみらい、会長=佐藤雅之氏)は12月14日、海外事業会社の日揮グローバル(本社同、社長=ファルハン・マジブ氏)が宮城県石巻市で施工中のバイオマス専焼発電設備の建設現場に3DPプリンタを実証導入し、現地調達したセメントや骨材で混錬したモルタルで配管用基礎の埋設型枠をプリントすることに成功したと発表した。一般材料で混錬したモルタルで埋設型枠を3Dプリントしたのは国内初。同社が使用したのはデンマーク、COBOT製のガントリー型3Dプリンタ。3Dプリンタで埋設型枠を造形した結果、従来工法の現場打ちコンクリートで必要な型枠組立と脱型作業が不要となり、埋め戻し作業を含め16日間を要していた型枠施工が、半分の8日間で完了できる目途が立ったとしている。

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