CO2排出量を自動算出、項目別に算出・積算 清水建設
清水建設(本社、東京都中央区京橋、社長=井上和幸氏)は23日、建築に特化したCO2データ分析システムの開発を手掛けるスタートアップ、ゴーレム(本社、東京都千代田区一番町、社長=野村大輔氏)と、建設生産過程で生じるCO2排出量を精算見積もりデータから自動算出できるCO2排出量算出プラットフォーム「SCAT(スキャット)」を共同開発したと発表した。清水建設の見積積算システムとゴーレムのCO2排出量計算ツール「GORLEM(ゴーレム)CO2」を連携したもので、見積積算システムから「ゴーレムCO2」に精算見積データを誘導し、項目別にCO2排出量を算出・積算して、建設生産に由来する内包CO2(建物の生涯を通じて排出されるすべての温室効果ガスの総和)を導出する。
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