消波ブロック製造でカーボンネガ実現 鹿島建設など 

 鹿島建設(本社、東京都港区元赤坂、社長=天野裕正氏)は1月25日、不動テトラ(東京都)と共同でカーボンネガティブコンクリートを使った消波ブロック「CUCO‐SUICOMテトラポッド」(CUCOテトラ)のオンサイト製造に成功したと発表した。カーボンネガティブコンクリートを生コン工場で製造し、熱海ビーチライン(静岡県熱海市)の屋外製造ヤードへ出荷。現地で打設から脱型、炭酸化養生までの一連の作業を行ない、消波ブロック「CUCOテトラ」を製造し、製造段階で排出されるCO2を一般的なコンクリートで製造するテトラポッドと比較して112%削減することに成功。大きな断面を持つ部材として初めてカーボンネガティブを達成した。

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