安価で締固め不要、LACsコンクリート 鹿島建設
鹿島建設(本社、東京都港区元赤坂、社長=天野裕正氏)は12日、安価で締固め作業が不要な高流動コンクリート「LACsコンクリート」(ラックスコンクリート)を開発し実工事に初導入したと発表した。ラックスコンクリートは、ベースとなるコンクリートに、新開発の粉末分散剤を現場で添加して、コンクリートの流動性を高める。ベースコンクリートに混ぜる細骨材の微粒分量を増量し、普通コンクリートと同程度の単位セメント量300~350㎏/㎥でも、材料分離抵抗性が確保できる。混入する細骨材はセメントよりも安価で、材料単価の大幅な上昇を抑えることができる。
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