前田建設工業がWAB3D開発 3DP積層ブロックの組合せで部材形状多彩
前田建設工業(本社、東京都千代田区、社長=前田操治氏)は、3Dプリンティング技術を活用した新たな建設技術「WAB3D(ウェーブ3D)」を開発した。運搬・組立が容易な積層ブロックを3DCPで作成し、ブロックを組み合わせて自由な形状と寸法の建設部材を作ることができる。同社の研究拠点、ICI総合センター内の施設に、壁状に組み上げたウェーブ3Dを設置した。複雑な自由形状が造形可能な3DCP製の積層ブロックを連環部で接続し、様々な建設部材を構築する。ブロック同士を連環部で接続するので配置の自由度が高く、現場で使いやすい構造とデザイン性を両立する。
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