Zスパイラル工法の性能、昭和コンクリートと確認 奥村組 

奥村組(本社、大阪市阿倍野区、社長=奥村太加典氏)と昭和コンクリート工業(本社、岐阜県岐阜市、社長=村瀬大一郎)は12日、プレキャストPC床版の新しい継手工法「Zスパイラル工法」について、実物大の床版試験体を用いた施工性確認試験により、従来の標準工法と比較して接合部の配筋にかかる作業時間を75%短縮できることを確認したと発表した。Zスパイラル工法は橋軸直角方向鉄筋の代わりに、矩形状の特殊スパイラル筋「Zスパイラル筋」をループ筋の上面から差し込むだけで済み、挿入作業を1人で行うことができる。足場や作業ヤードが不要で、配筋にかかる作業時間や労力を大幅に削減する。

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