ひび割れを自己治癒、アルカリ耐性菌獲得 安藤ハザマ 

安藤ハザマ(本社、東京都港区、社長=国谷一彦氏)は8日、静岡理工科大学(静岡県)、愛媛大学(愛媛県)、港湾空港技術研究所(神奈川県)と共同で開発を進めている、微生物を高度利用したバイオスマートコンクリートについて、強アルカリ条件下でも代謝活動と増殖が可能な強アルカリ耐性菌「AH株」の獲得に成功したと発表した。4者は、微生物がコンクリートのひび割れを自己治癒して鉄筋腐食を防止するバイオスマートコンクリート「BiSCo」の開発の開発を進めており、コンクリート練混ぜ時にAH株と栄養素を添加したバイオスマートコンクリートで供試体を作製し、漏水実験を実施。繰り返し導入したひび割れが自己治癒し、漏水が止まったことを確認した。

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