VFM 25年度に導入、試行要領案に定性評価項目 国交省 

国土交通省は2月28日、第13回コンクリート生産性向上検討協議会(会長=前川宏一横浜国立大学教授)を開催し、PCa製品の導入促進や生コン情報電子化について議論した。このうちPCa製品の導入促進では、工法選定の際に生産性向上などコスト以外の要素を含めて評価する「VFM(バリュー・フォー・マネー)」について、大型ボックスカルバートを対象に、これまでのコストと定量的評価項目の2要素に加えて、新たに定性的評価項目を追加した3要素から成る試行要領案を示した。同省は2024年度に新規発注する直轄工事の設計業務で試行・フォローアップを行い、25年度にも本格的に取り入れたい考えだ。

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