日本防災ウォール協会設立、会長に石川利勝氏
インパクト(本社、岡山県真庭市下市瀬、社長=岡本治郎氏)が開発した土砂災害対応の湧水排出型擁壁「防災ウォール工法」の技術向上と普及を図る「日本防災ウォール協会」の設立総会が9日、オンラインで開催された。総会では会長に石川利勝氏(カンケン)を選任し、2021年度事業計画、同収支予算案を原案通り承認した。防災ウォール工法は、各社が保有している大型コンクリートブロックを前面ブロックの背面に底版付の背面ブロックを組み合わせ、裏込砕石を100%自重として有効利用するコスト縮減工法。裏込砕石が自重となり擁壁の控え厚さが小さくなるため、法面の掘削幅と掘削土量が大幅に減少する。
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