擁壁販売53.5万トン(21%減) 過去最低、全用途減少 宅地擁壁協会  

全国宅地擁壁技術協会(会長=永吉哲郎氏)は2023年度の擁壁販売実績調査結果を公表した。販売実績報告のあった会員96社の数値を集計したもので、擁壁販売数量は53万4830トン(前年度比13万8646トン、20.6%減)と大幅に減少した。前年度の販売実績を2年連続で下回り、同協会が調査を始めた1993年以来の最低を記録した。用途別では道路20万734トン(同18.4%減)、宅地25万9798トン(同14.7%減)、その他7万4298トン(同39.4%減)。道路向けは4年連続、その他用途向けは2年連続の減少で、宅地向けは3年ぶりに減少に転じた。

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